CYP3A4誘導剤による薬物相互作用の予測

PISCSを用いたCYP3A4誘導剤による予測ツール

添付文書に記載のない相互作用を簡易的に予測する便利ツールです。

本ページでは、種類は少ないですが、大きく薬効減弱をもたらす『CYP3A4誘導剤』についての検索できます。

特にリファンピシン、フェニトインを使用している場合は、確認は必須だと思います。

以下のAUC変動率の簡易計算ツールに従って、薬剤を選択し、計算ボタンを押すことで、AUCの変動率を算出します。


対象の阻害剤一覧

薬剤名一日用量
エファビレンツ600 mg
カルバマゼピン200-600 mg
セントジョーンズワート600-900 mg
ピオグリタゾン45 mg
フェニトイン300-400 mg
ボセンタン500 mg
リファンピシン450-600 mg

参考書籍

●これからの薬物相互作用マネジメント 第2版 臨床を変えるPISCSの基本と実践

●医療現場のための薬物相互作用リテラシー

上記の書籍のPISCS理論を用いて、簡易的な予測ツールを作成しました。

詳しい内容は書籍を購入してみてください。一歩進んだ、相互作用の考え方が身につくと思います。

新人薬剤師さんにとてもオススメです。


免責事項

本ツールはあくまで、簡易的な予測ツールであり、必ず上記の書籍を拝読し、ご理解いただいた上での使用をお願い致します。

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