「薬剤師」×「IT」について、ChatGPTに聞いてみた

薬局業界の未来について

これからの日本では、総人口が減少し、高齢化が加速すると社会保障費が増大することが明白となっております。

労働が可能な人口で減る一方で必要な社会保障費が増えるため、多くの割合を占める医療費を削減する世の流れになることが容易に想像できます。

短～中期の目線でみると、医療費の削減のために、調剤報酬の引き下げや医療費の自己負担額の増額による受診控えによる薬局市場の下げトレンドとなります。

長期の目線で見ると、団塊の世代をピークに患者数の低下し、衰退の一途のたどります。
どうしたら生き残れるのか、今のうちに真剣に考えていく必要があります。
薬局業界の経験者としての価値を発揮できる他の業界に飛び込むのもひとつの手段かと思います。

薬剤師×ITについて

最近は、SNSを見ていると、「薬剤師×○○」といったWebライター、エンジニア、美容など様々なジャンルでの活躍を見かけます。
最近は、薬剤師の求人広告を見ていると、薬局企業のみならず、大手IT・配送・ベンチャー企業などの求人を多く見かけるようになりました。
薬剤師だから、薬局・病院・製薬会社で働くといった概念はもう古いのかもしれませんね。

私は、IT企業に転職をしておりますが、どの業界にどのくらいの市場価値があるのかを確認するために、常に転職サイトに登録しています。
いざ、IT業界に飛び込もうと思ったら求められるスキルがなかったとならないようにしておきましょう。

薬剤師の転職サイトは2～3個程度を登録しておくと安心。

▼薬キャリAGENT

大手ベンチャー企業のエムスリー株式会社が経営しており、とりあえず登録しておいて損はなし。

手掛ける事業も幅広いため、決算資料などをみて、将来どの分野に注力しているのかを定期的にチェックしておくと吉。

▼ファルマスタッフ

とりあえず、薬局業界の他の企業の給与水準を確認しておくために登録を推奨。
薬局業界の大幅な昇給は期待できないので、こだわりがなければ早めに高水準の給与形態の企業に転職するのはアリ。

▼マイナビ

大手人材サービスの株式会社マイナビが運営している。
薬剤師の求人以外に、他業界の案件を多く取り扱っているので、他業界のウォッチング用にも利用可能。正社員の転職に強いため、非正規雇用の不安も少ない。

話題のChatGTPに「IT薬剤師」について聞いてみた

既に世の中では大きな話題の対話型AIの「ChatGTP」にIT 薬剤師の職能について聞いてみました。
既にAIにはIT×薬剤師は認識されていました。

ChatGTPの回答を察するに、IT×薬剤師が企業に求められていることは以下の3点ですが、
一番重要なのは、薬局業界に関する知識・ノウハウ・パイプを有していることが挙げられます。

もちろんデータ分析やエンジニアのスキルがあれば良いですが、企業側としては、既に高度のスキルを有したエンジニアを雇ったほうがコスパが良いので、企業が強化したいポイントに重点を当てる必要があります。
薬局業界の動向や、医療機器のシステムの連携のされ方、薬機法・調剤報酬などに精通していると強みに発揮できます。
おそらく、多くのIT薬剤師が営業職になるでしょう。
顧客である医療機関や薬局に円滑にシステム（電カル・アプリ）の導入、コンサルティング業務やトラブル対応等などの対面業務を行います。
対面業務（ビデオ通話）から逃れることは、ほぼできないのかなと思います。
エンジニアとして働きたい場合は、しっかりとスクールに通いスキルを習得しましょう！