CYP3A4阻害剤による薬物相互作用の予測

PISCSを用いたCYP3A4阻害剤による薬物相互作用の予測ツール

添付文書に記載のない相互作用を簡易的に予測する便利ツールです。

本ページでは、一番、薬物相互作用が多いとされている『CYP3A4阻害剤』についての検索できます。

以下のAUC変動率の簡易計算ツールに従って、薬剤を選択し、計算ボタンを押すことで、AUCの変動率を算出します。


対象の阻害剤一覧

対象のCYP3A4阻害剤と報告されている1日用量です。実際の阻害剤の内服用量と比較して、検討ください。

薬剤名1日用量
アジスロマイシン250-500 mg
イトラコナゾール100-200 mg
エリスロマイシン1000-2000 mg
ガチフロキサシン400 mg
クラリスロマイシン500-1000 mg
ケトコナゾール200-400 mg
サキナビル3600 mg
シメチジン800-1200 mg
ジルチアゼム90-270 mg
テリスロマイシン800 mg
ネファゾドン400 mg
フルオキセチン20-60 mg
フルコナゾール200 mg
フルボキサミン100-200 mg
ベラパミル240-480 mg
ボリコナゾール400 mg
ラニチジン300-600 mg
ロキシスロマイシン300 mg

参考書籍

これからの薬物相互作用マネジメント 第2版 臨床を変えるPISCSの基本と実践

医療現場のための薬物相互作用リテラシー


免責事項

本ツールはあくまで、簡易的な予測ツールであり、必ず上記の書籍を拝読し、ご理解いただいた上での使用をお願い致します。

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